アントロッドキャピタルアジア、「Southeast Asia Agri-Food Tech Pitching Seminar」を開催
日本・東南アジア間のアグリフード・スタートアップ連携を加速

UntroD Capital Asia Pte Ltd(アントロッドキャピタルアジア、Managing Director:丸幸弘、以下「当社」)は、2025年9月26日、オンラインにて 「Southeast Asia Agri-Food Tech Pitching Seminar」 を開催しました。本イベントには、日本の事業会社、東南アジアのアグリ・フードスタートアップが多数参加し、日本と東南アジアをつなぐ食・農業分野のイノベーション創出に向けた議論と交流の場となりました。
東南アジアは、農業資源や人口構成の面で大きなポテンシャルを有しており、食・農業のデジタル化や技術革新はますます重要なテーマとなっています。当社は、これまで培ってきたスタートアップのネットワークと各国の知見を活かし、日本企業と東南アジアのアグリ・フードテックスタートアップの間に新たな協業・投資機会を創出する場を設けたいと考えていました。本セミナーは、まさにその第一歩として企画されたものです。
イベント概要
- 10:00 – 10:05 Welcome and Introductions by UntroD Capital Asia
- 10:05 – 11:20 Startup Pitches by each startups
- 11:20 – 11:30 Closing by UntroD Capital Asia
東南アジアのアグリ・フードテックスタートアップが登壇し、自社技術・事業モデル、将来展望をピッチ。参加企業・投資候補者との質疑応答やフィードバックも活発に交わされました。
登壇スタートアップ一覧
ProfilePrint(Singapore)
ProfilePrint社は食品素材の特徴を非破壊で認識するプラットフォームを構築するシンガポール発スタートアップ。非破壊かつ短時間で食品素材の特徴を認識する独自のAI技術を用いて、これまで主観で行われてきたB2B食品サプライチェーンの品質・価格決定を最適化することを目指しています
Eratani(Indonesia)
Eratani社は、農家に資金や肥料・種子などの資材を提供し、栽培から販売までを包括的に支援する事で、農家の収益向上と市場アクセスを提供するインドネシア発のアグリテックスタートアップ
BIKI(Indonesia)
BIKI社は、生産段階から消費者段階に至る食材の損失・廃棄を削減する技術およびサービスを提供し、農産物の鮮度保持や流通効率化を実現するインドネシア発のアグリテックスタートアップです
JALA(Indonesia)
JALA社は、独自のハードウェアデバイス・ソフトウェアアルゴリズムを活用し、非衛生・非効率的なエビ養殖現場をサステナブルな産業へと変革することを目指すインドネシア発スタートアップ
UniFAHS(Thailand)
UniFAHS社は、ファージ技術を活用して、農業・畜産・食品業界向けに細菌制御と食品安全を実現するソリューションを構築し、持続可能性と抗菌耐性(AMR)対策を支援するタイ発のバイオテックスタートアップ

UntroD(アントロッド) について
地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテックスタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。
現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。
HP:https://untrod.inc
お問い合わせ先
UntroD Capital Asia Pte Ltd
広報担当:成田
contact_global@untrod.inc