UntroD Capital Asia、設立3周年を迎え体制を強化
新取締役としてHenry Tao氏が就任

UntroD Capital Asia 3周年記念パーティーを開催
UntroD Capital Asia Pte Ltd(所在地:シンガポール、Managing Director:丸幸弘、以下「当社」)は、設立3周年を記念し、シンガポールを中心とした投資先スタートアップや日系事業会社、政府関係者等を招いた記念パーティーを開催いたしました。本イベントを通じて、分野を超えた専門家による積極的なコミュニケーションが行われた他、当社の新取締役の就任と今後の東南アジア投資戦略が発表されました。
当社の東南アジア進出は、2020年5月にグローバルファンド1号を立ち上げたことから始まりました。2022年2月16日、シンガポールに完全子会社となる現地法人を設立し、以降東南アジアのスタートアップエコシステムとの構築と各パートナー企業との連携を促進して参りました。現在までに、東南アジアに拠点を置くディープテックベンチャー10社以上に投資を実施しており、2024年に設立したグローバルファンド2号を通じてさらに投資先を拡大していく方針です。

新取締役に Henry Tao氏が就任

設立3周年を迎え、当社では投資体制の強化を目的とした組織体制変更を進めてまいりました。この度、新たな取締役としてHenry Tao氏が就任したことをお知らせいたします。Henry氏は2023年にプリンシパルとして入社以降、丸・藤井・熊本と連携して、ソーシング・投資先支援を取り組んできており、グローバルファンドの発展に重要な役割を果たしてきました。グローバル2号ファンド、そして中長期的な当社のグローバルファンドの運営を加速することを期待し、シンガポールを中心とする東南アジアでの活動を強化してまいります。
Henry氏はドイツのBayer AGのグローバル本社でキャリアをスタートさせたのち、複数のベンチャーキャピタルファンドで主にクライメートテックへの投資経験を積んでまいりました。ハーバード・ビジネススクールにてMBAを取得したのち、2023年にリアルテックグローバルファンドを運営するUntroD Capital Asiaに参画いたしました。
UntroD(アントロッド)について
地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテックスタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。
HP:https://untrod.inc
お問い合わせ先
UntroD Capital Asia Pte Ltd
広報担当:成田
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