UntroD Capital Asia、北國FHDグループが開始した 東南アジアスタートアップ向けベンチャーデットの1号案件を支援
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UntroD Capital Asia Pte Ltd(所在地:シンガポール、Managing Director:丸幸弘、以下「当社」)は、株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長:杖村 修司)グループのCC Innovation Singapore Pte.Ltd.(Managing director:川倫明、以下「CCIS」、シンガポール)が開始した東南アジアベンチャー向けベンチャーデットの第1号案件を支援したことを発表いたします。
本取り組みは、株式会社北國フィナンシャルホールディングスグループが「Real Tech Global Fund 2(以下、グローバルファンド2号)」に参画したことを受け、実施いたしました。今後も、本取り組みを継続的に実施することで、東南アジアにおけるスタートアップの資金調達環境を多様化させ、各社の事業成長や日本進出を促進いたします。
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ベンチャーデッド第一号案件
本取り組みの第一号案件として、当社投資先の以下2社に融資が実施されました。
1. VFlow Tech Pte. Ltd. ー シンガポール
VFlow Techは高効率なバナジウムレドックスフロー蓄電池(VRFB)を開発・販売するシンガポールのスタートアップ。
独自の流路設計と添加物の配合メソッドにより、競合より10%程度高効率なVRFBを開発しており、可燃性物質の不使用による高い安全性の確保、電解液の経年劣化がないため長期間の使用が可能。
2022年にUntroDより出資。
https://vflowtech.com/
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2. Jala Tech Pte.Ltd. ー インドネシア
Jala Techはエビ養殖産業の課題解決に特化したマーケットプレイスおよび養殖管理用ソリューションを提供するインドネシア発スタートアップ。
養殖池の水質を的確に検知するデバイスと取得データを可視化するプラットフォームを開発・提供。独自のデータベース・AIアルゴリズムを活用したエビの成長・収穫予測、養殖場の異常検知・レコメンド機能を備える。
2021年にUntroDより出資。
https://vflowtech.com/
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UntroD(アントロッド)について
地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテックスタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。
HP:https://untrod.inc
お問い合わせ先
UntroD Capital Asia Pte Ltd
広報担当:成田
contact_global@untrod.inc